私が紹介したい麻雀プロ達 ~山口大和編~

投稿者:望月 雅継   [ 2016/11/17 09:54 ]

皆さんこんにちは。望月です。
私が紹介したい麻雀プロ達という事で、私望月がお世話になった方や、共に協力したり戦っていた仲間たちの事を紹介していこうと思っています。

私しか知らないことや、プライベートの意外な一面や秘密の素顔を紹介出来たらなって思っていますよ。この人の事を聞いてみたい~ってリクエストもお待ちしておりますので、是非楽しみにしてくださいね!


今回は第14回日本オープン優勝、山口大和プロです~!
今年の3月、日本オープンで劇的な逆転優勝を決めた山口プロ。実は意外と仲良しでして…
麻雀プロとしての方向性も似ている彼の魅力を目一杯お伝えできればと思っていますよ。


彼との初めての出会いは、第26期プロテストの第三次テストでした。
都内の有名雀荘に勤務していた彼は、プロ連盟の講師陣にも知り合いが多く、ちょっとした有名人。いろんな受験生たちと談笑していたので、自分が気を付けて見ていなくても大丈夫だろうなぁ…って最初は思っていたのです。最初はね。

いざ半年に及ぶプロテストが開始されてみると…
彼に対する評価は日増しに下がっていく一方。厳しい指導内容に、明るい笑顔も少しずつ失われていきました。そればかりか、当時行っていた成績順での対局でも彼の成績は下がっていくばかり。笑顔はおろか、彼の表情からは自身も失われていっていたように感じました。

そんな時、私は初めて山口プロに声を掛けたのです。

「カッコイイスーツをいつも着てるよね~!プロは見た目も大事だからね!」

こんなことを言ったように思います。
それもそのはず、彼の前職はモデル。身なりに気をつけるのは当然で、良いスタイルを生かしたオシャレなスーツを着こなすのは彼にとっては得意分野だったのですから。

これがキッカケで、第三次テストが終わると毎回一言、二言話すような関係が続きました。
麻雀の内容については指導してくれる先輩方がたくさんいらっしゃったので、自分は彼のモチベーションを上げる事の出来るような話ばかりしていたように思います。


彼が受験した第26期は、プロ連盟のプロテスト受験生が一番多かった時期でして、合格するのにもかなり難しいとされていた時代でした。彼に対する評価は変わらぬ一方。不合格にしてもう一度受験した方が良いのでは?との意見もあったように思います。


そんな中、紺野真太郎プロが、

「大和は自分が預かります!」

って手を挙げてくれて。そして無事合格。
紺野プロの担当で、彼はプロテスト合格後も地道に勉強する日々が始まったのです。

紺野プロの指導って、本当に丁寧で。
細かい所から、何故そうしなければいけないのかの説明まで、本当に一つずつ教えてくれるんですね。

山口プロの良い所は、素直なところ。
元々麻雀のベースの部分に問題があった山口プロ。紺野プロの指導の相性も抜群で、水を得た魚のようにグングンと成長を続けていったのです。


その間は…
ほとんど絡みはなかったですね。何度か静岡に遊びに来てくれたくらいかな。だって紺野さんにみてもらえれば安心だし、何より彼は強い心を持ち合わせているので、少々のことでは音をあげないだろうって思っていましたし。


あれよあれよという間に昇級を繰り返した山口プロ。そんな山口プロも最初の壁にぶち当たります。それがC3リーグ。現在もC3リーグに所属しているので、足掛け三年半、通算7期在籍しているようなのです。


そのC3リーグの会場で、山口プロとよく顔を合わせるようになりました。彼は対局で、私は仕事で。対局前に一言二言声を掛けるのが日課みたくなったのかな。とにかく、また話すような関係になったのですよ。


自分はね、技術的な話はあまりしないのです。
それより、対局に対する心構えだとか、プロとしての在り方だとか。
そういったメンタル部分の話を彼とはすることが多いかな。技術や知識は紺野さんにお任せなんで(笑)

そんな部分が彼と波長が合うところなのかもしれませんね。
それを機に、大切な試合の前にも色々と伝える事が多くなったのです。


そして迎えた今年の日本オープン。
彼も私もシードを頂けたので、本戦からの出場となったのですが…

いつものように会話を交わして対局に挑むものの、私は敗退、彼は通過。
それでも彼は、対局の度に連絡をくれて、アドバイスを求めてくれたんですね。
準決勝の前後も、決勝の前も、変わらず報告や連絡を欠かさなかったんですよね。それが彼の真面目な部分だと思うのですけど。

決勝は観戦に行ってた方から随時報告をもらっていました。
そして悲願の初優勝!

詳しくはこちらにて

≪決勝観戦記≫

彼も自分もね、すごく似ている部分が多いのです。
それは価値観や考え方って部分もあるんですが…

一番は劣等感かもしれないですね。
彼はギリギリのラインでのプロ入り。そしてプロ入りは果たしたものの研修生のような扱いで苦労して今のポジションを掴んだという事。
私はプロテストを不合格。一年間研修生を経て、一年半後にプロデビューしたっていう境遇も似ているなって思うのです。

だからなのかもしれませんが、私も彼も今の麻雀業界の発展に心から感謝しているんです。
這い上がったって気持ちが強いから、こうやってスポットライトを当ててもらえるだけで幸せだってね。

そして一番の共通点。
それは麻雀を普及させたいって気持ちが強い事。
彼は数年前から、プロ連盟の麻雀教室の責任者的な立場になりまして、講師の育成、教室の展開、そして自ら麻雀講師として麻雀が大好きな方々が一人でも増えるように一生懸命活動しているんです。

私も規模は違えど、地元静岡県を中心に麻雀教室をいくつかやらせてもらっています。
山口プロとは情報交換やアドバイスを頂けるような関係で、これからもお互いに協力して麻雀普及に努めていきたいって思っているのですよ。

やはり方向性や志が同じ仲間とは、なんでも協力していける関係になりやすいですよね。
彼とはこれからも末永く協力しあえる関係になると思いますし、お互いに刺激しあいながら麻雀の普及活動をしていきたいと思いますよ。


今回はこんな感じ。皆さんいかがでしたか?
次回はどんなプロが登場するのでしょうか?皆さんお楽しみに♪

それじゃまた。望月でした~!


最終更新:2016年11月17日 09時57分

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コラム担当者
望月 雅継
望月 雅継
(もちづき まさつぐ)
誕生日 1976/09/13
所属 日本プロ麻雀連盟 14期生
段位 六段
Web http://ameblo.jp/lookuphamamatsu/
■活動

日本プロ麻雀連盟14期生としてプロ試験を合格し、日本プロ麻雀連盟所属のプロとなる。尾張の雄『古川孝次』の勧めで、東京で行われる『鳳凰位戦』に参戦。同団体の静岡支部を立ち上げ、リーグ戦や麻雀教室、ブログなどの活動を手掛け、テレビ対局や麻雀格闘倶楽部に出演しプロアマ問わず多くのファンを持つ。静岡県浜松市に『Lookup』という自身の麻雀荘の経営を営む。現在、毎月若手プロやアマチュア向けの講義『望の会』を同店で行い麻雀普及に努めている。

■経歴

優勝昇級を4度決め鳳凰位決定戦へ。
魅せる麻雀を掲げ最年少で鳳凰位獲得。
第5回 日本オープン、第17期麻雀最強戦決勝進出。
第1回、6回静岡リーグを優勝し、第1回から6回までの連続決勝進出は圧巻。

■雀風

門前超攻撃手役重視型。

■タイトル

第23期 鳳凰位
第1期麻雀格闘倶楽部「雲蒸龍変 夏の陣」優勝
第1回、6回静岡リーグ優勝

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